近年、仮想通貨の取引を法人で行うところが増えています。
仮想通貨の取引を始める際、個人で取引するのか法人で取引するのかは大きな違いがあります。
その中でも今回は企業向けに作られた「Wave」をご紹介していきたいと思います。
Waveは企業向けに作られた仮想通貨である「ネクスト」から派生された仮想通貨です。
(※仮想通貨ネクストとは、次世代のビットコイン「ビットコイン2.0」を目指して作られた仮想通貨プラットフォームです。ビットコイン2.0を標榜した仮想通貨はネクストの他にも存在しますが、その中でもネクストは先駆的存在です。)
ネクストの魅力でもあった多機能性を引き継いでいる仮想通貨で
さらに新しい新機能を備えた独自トークンを発行できるプラットフォームとなっています。
Waveは時価総額38位となっていますが、仮想通貨としてはかなり優秀な能力を備えています。
ブロックチェーンにおける取引処理速度はどこよりも早くなっています。
これはグレードの高いプロトコルを採用していること。
コンセンサスアルゴリズムに「Wavs-NG」という次世代のアルゴリズムが起用されていることが大きく影響されています。
Waveはすでにウォレットもリリースしており、
安全性も高く他者への送金やマイニングに参加することも簡単にできるウォレットとなっています。
ウォレットとしての機能も高いことから世間からも評価が高い存在です。
安全性や信頼性が高いものへは自動的に人が集まってきますね。
◆分散型取引所の先駆け◆
仮想通貨市場の中でも分散型取引所が徐々に生まれ始めています。
Wavesがその筆頭となる可能性が高いです。
Wavesは引き出し額の上限額がないことや
質の高いサーバーや回線の設置が行われている仮想通貨となっているため、
分散型取引所となっていく可能性も高いでが充分あります。
◆最大の魅力◆
Waves最大の特徴とも言えるのが
「誰でも簡単に独自のトークンを作成することができる」という点です。
独自で作成して発行した仮想通貨はブロックチェーン上でクラウドファンディングに用いることもできるようになっています。
すでにこれまで1万を越えるトークンがこの技術を利用して発行されており、
大きく成長し、跳ね上がっているトークンも発行されています。
◆スマートコントラクト◆
最後にWaveはスマートコントラクトへの対応も既に発表しています。
(※契約をスマートに行えるプロトコルのこと。つまり契約の自動化。契約の条件確認や履行までを自動的に実行させることができる)
スマートコントラクトというとイーサリアムを筆頭に様々な仮想通貨に導入されている技術です。
最近ではスマートコントラクトを活用した
「分散型アプリケーション」が注目されています。
Waveはスマートコントラクトに対応することでイーサリアムに匹敵する機能を搭載しながらも
イーサリアムよりも安価で簡単に利用できるプラットフォームを実現しようとしているのです。
2018年にWavesのプラットフォームに3社が参加しており、
それぞれ目的があってWavesのプラットフォームを利用しています。
企業が利用するメリットとして、
Wavesのブロックチェーンが機能的にもコスト的にも良く、Wavesのプラットフォームを利用する人が多いようです。
このような利点から
今後もWavesのプラットフォームを活用する企業は増えてくると予想されています。
◆Waveの将来性◆
今後の動きにも注目が集まっているWaveですが、
日本国内の仮想通貨取引所では残念ながら取り扱いはありません。
Waveを購入するとなると海外の仮想通貨取引所を利用する必要があります。
Waveを購入する人は中国の仮想通貨取引所であるバイナンスを利用する人が最も多いのではないでしょうか?
バイナンスは取引量も多い仮想通貨取引所であるため、Waveの流動性も高くなります。
◆加速していくWave◆
Waveはトークンを生み出すことができるプラットフォームを所有している仮想通貨として地位を築いており、独自性の高い仮想通貨となっています。
Waveは将来性も高いことからプラットフォームを利用する企業なども多くなることが予想され、ビジネス面での利用が期待されています。
さらに進んで実用化ともなれば、Wavesの仮想通貨としての価値もより大きいものとなり、Waveに投資をする投資家も増えていくでしょう。
今後の仮想通貨業界を盛り上げていく1つの要因ともなりそうですね。
まだまだWaveから目が離せません。